BingはGoogleと同じ検索エンジンで知名度が高いことで知られています。
自分でインストールした訳じゃないのに、気付いたらInternet ExplorerがBingに占拠されてしまった。という経験をした方は多いと思います。
Bingバーを使いたい方ならまだ良いですが、ほとんどの人がYahoo!やGoogleの検索エンジンの方が使いやすいと感じていますよね?
そこでこの記事では、Bingバーを完全に削除する方法を画像付きで解説していきます。
ちなみに、Bingバーに対応しているのはInternet Explorer系列だけで、Google ChromeやFirefoxはツールバーをインストールすることすら出来ません。
この記事の目次
Bingバー&Bingデスクトップの削除方法
Bingバー、もしくはBingデスクトップを削除する方法凄く簡単です。

まず最初にデスクトップ画面で『スタート』を開いてから『コントロールパネル』をクリックしてください。

次にコントロールパネルのメニューから『プログラムと機能』を選択してください。カテゴリ表示にしている方は『プログラム』→『プログラムと機能』の順に選択しましょう。

プログラムと機能には、例外を除きインストールした全てのプログラムが一覧で表示されます。プログラムは名前順に並んでいますので、BingデスクトップとBingバーを見つけてください。
見つけたらプログラム名の上で右クリックをしてから『アンインストール』を選択してください。

Bingデスクトップをアンインストールしますか?と出てきたら『はい』を選択してください。

ユーザーアカウント制御が表示されましたら『はい』を選択して先に進んでください。
10秒くらいすると、Bingデスクトップのアンインストールが完了します。完了するとプログラムと機能からも名前が消えているのが分かると思います。
Bingバーを削除したい時も全く同じ手順を辿ってください。
Internet Explorerのスタート画面からBingを消す方法

Internet Explorerのスタート画面をGoogleやYahoo!に設定していたはずなのに、ある日突然Bingになっていたら驚きですよね。

こういった状況の場合はまず、ブラウザ右上にある『歯車のアイコン』をクリックしてください。

続いて下から2番目にある『インターネットオプションを』選択してください。

インターネットオプションの『全般』のタブを選択し、ホームページのURLをDeleteやBackSpaceなどで全て消してから、スタート画面にしたいページのURLを入力してください。
Googleにしたいなら『https://www.google.co.jp』。Yahoo!JAPANにしたいなら『http://www.yahoo.co.jp/』と入力します。入力が終わりましたら一番下の『OK』をクリックしてください。
これで次回からスタート画面にBingが表示されなくなりました。
Internet ExplorerのアドレスバーからBingを削除する方法

アドレスバーで検索すると検索結果がBingになってしまい困っている。
という場合は、アドレスバー右側にある『▼』のボタンをクリックしてから、左下にある『b』というBingのファビコン以外をクリックしてください。
これで次回からBingではなく、自分が決めた検索エンジンで検索が行われます。

変更じゃなくて完全に削除したいんだよ!という場合は、まずブラウザ右上にある『歯車のアイコン』をクリックし『アドオンの管理』を選択してください。

次にアドオンの種類から『検索プロバイダー』を選択します。

この時に状態の既定がBingになっている場合は、これからメインにしたい検索エンジンを選択してから右クリックし『既定に設定』を選択してください。

続いて、Bingを選択してから右クリックし『削除』を選択してください。右下の『削除』をクリックしても全く同じことが出来ます。
例えばGoogleの検索エンジンしか使わないのであれば、他はBingを削除した時と同じ手順で全て消しておくべきです。無駄なアドオンはブラウザを重くする原因になりかねません。
プログラムと機能にBingがない場合の削除方法
ほとんどの場合これまでに紹介した3つの方法で解決することが出来ますが、厄介なのがプログラムと機能にBingがない場合。
少しPCをかじった程度の人だと完全に手詰まりしてしまうかと思います。
プログラムと機能に存在しない場合は『Search Protect』で直接ファイルを探してから、アンインストールしてください。
これまでに紹介した方法で削除出来ない場合
Bingツールバーの場合をインストールしている場合は、ファイル名が『StartNow toolbar』となっていることもあります。
名前が分かってしまえばこっちのもので、後は『プログラムと機能』から『StartNow toolbar』を探し、アンインストールをするだけです。
最後に
GoogleやYahoo!の検索エンジンを使っている人が大半を占めているからか、どうしてもBingは邪魔者扱いになりやすいです。
しかしながら、Bingをインストールするだけでウイルスに感染する危険性はありませんので、GoogleやYahoo!よりBingの方が使いやすい。という方は、無理して他の検索エンジンを使う必要はありません。
とは言え現実は、Bingという名前を聞くだけで拒絶反応を起こす人が沢山いる程に、Bingのブランド力は低下していると思います。
こんな記事を書いておいて今さらフォローしても意味はありませんが、これだけ避けられているとさすがにBingが可哀そうな気がしてきますね。